SV S9最終482位 ゴツメカミはガチ! ゲコボルト結ゲザン

使用構築

い)はじめに

こんにちは!はじめましての方は初めまして!いろぺこと申します。今回はS9で最終482位(レート1966)でしたので、構築について記事に残そうと思います。高い順位で終われたわけではなかったですが、プライベートの事情から23日時点で潜るのをやめていたこともあり、S9の2日目からずっと同じ構築で3桁前半帯~2桁後半帯を2ロムで戦えていたので、構築自体はとても強かったと思ってます。特にゴツメのハバタクカミは恐らく自分だけしか使ったことのないポケモンだと思ってますので、そこだけでも見ていってください! (レンタルは最後に貼ってあります)

23日時点最高順位

最終順位

ろ)構築コンセプト

最初に今回は使いたいポケモンが5匹いたので、型や環境考察の前に5体構築が埋まってしまいました。仲間大会の景品でもらったゲッコウガ(GER産) 自分が起源主張できそうなゴツメを持ったハバタクカミ 使ったことがなかったイーユイ ここに色雰囲気証まで粘った素朴なガチグマと幸せそうなドドゲザンの5匹を使うことからスタートしました。

ゴツメのカミは初手置きしやすいポケモンとして考えていたので(詳細は後述のポケモン紹介欄にて)詰め役を担えるドドゲザンを剣舞の総大将型で採用しました。またカミ以外の初手置きのしやすいポケモンとしてゲッコウガを襷で使用し、カミの祟り目やドドゲザンの不意打ちとのシナジーが良くなるように毒菱を採用しました。電磁波をカミに入れていることから起点にしていけるポケモンとしてガチグマを最速草分けで採用。ここまで高速のアタッカー役がいなかったのでイーユイをスカーフで採用しました。ラストの枠では地面の一貫を切りたかったことガチグマ以外でドヒド+ディンルーを見れるポケモンが少ないこと、キョジオーンに対してはめていけるポケモンを採用したかったことから、身代わり悪だくみ持ちの霊獣ボルトロスを採用して構築を完成させました。

 

は)ポケモン紹介

 

ゲッコウガきあいのタスキ (水テラス)

変幻自在

147ー161(252↑)ー87ー128(36)ー81(0↓)ー170(220)

草結び ローキック 影打ち 毒菱

 

バンビーさんの動画紹介の個体が強かったのでそのまま採用しました。ウーラオスへの打点になる草結び、襷パオジアンに対面勝てるローキック+影打ち(カミへの打点にもなる) 裏とのシナジーも良い毒菱と全ての技に役割があって初手置き要員としてとても役立ちました。また最速ガブ抜きまでSを振っているのでガブに対しても仕事ができるのは強みでした。
ただ変幻自在の弱体化により不一致で打つ技は火力不足が否めず、役割を明確にして技を決めてあげることが大切なポケモンであると感じました。
単純にかっこいいポケモンであり、仲間大会の上位者景品でいただいたポケモンであったので、活躍させたいなと思っていたので役割発揮する試合も多く嬉しかったです!(切ることはなかったけどテラスは変えておくべきでした…💦)

 

ハバタクカミ@ゴツゴツメット(草テラス)

古代活性

131(4)ー×ー107(252)ー155ー155ー205(252↑)

ムンフォ 祟り目 いたみわけ でんじは

 

今回の構築記事の目玉です!恐らく自分がパイオニアポケモンです(ゴツメカミ使用者の方がいたらごめんなさい…)
調整はシンプルですがつらら怯み等考慮してパオジアンやカミの下から動く機会を減らすために同速以上となる最速。耐えたい物理攻撃が色々と乱数になってしまうのでBに振り切りました。
このポケモンは初手置きが非常に安定するポケモンになってます!例えば襷の水ウーラオスなどが出てきた際、カミのムンフォを襷で耐えて返しの水流連打で倒せるはずのところがゴツメの削りで水流「単」打で終わってしまう。パオジアンにも不意打ち採用個体とは相手の考慮外の相打ちで持っていくことができる。ディンルーにはテラスを切られなければムンフォといたみわけで持っていけるし、切られても痛み分けで大きく削った後なので裏で簡単に処理することができます。
その他のポケモンに対してもムンフォor電磁波+祟り目で削っていけるので、襷を持たずして行動保障を多分に持ったポケモンでした。
また毒菱の通りが良い構築にはゲッコウガの後の中堅として登場して祟り目を連打する動きも取れます。構築全体でサーフゴーを呼びにくくしているので、仕事の全くできない相手がいなかったです。
テラスの草タイプは胞子や宿り木対策+地震を押す相手にゴツメを触らせるためと思ってましたが、ほとんど使用機会はなかったので他にいいタイプがあるかもしれません。Cは無振りながら元々のC種族値の高さと、フェアリー技の通りの良さや状態異常+祟り目の火力の高さなどで火力不足を感じる機会はあまりありませんでした。
上記以外にも地震で拘りたくないランドロスのトンボや、オオニューラのフェイタルクロー、ヌメルゴンヒードランのヘビーボンバー等でゴツメの発動機会も多くHBが55のポケモンに持たせるはずのないゴツゴツメットが役割発揮して勝ちを拾うことができました。

 

ガチグマ@火炎玉(フェアリーテラス)

根性

205ー192(252)ー125ー×ー101(4)ー112(252↑)

からげんき 地震 じゃれつく 草分け

 

物理受けによる受けを成立させないパワーの出せるポケモンとして使用感が良かったので採用しました。どうしても1ターン目に火力が出ないことが欠点のポケモンですが、カミの電磁波からのつなぎなどを活かして草分けをしたりすることでフルパワーガチグマを誕生させる機会が多かったです。そのために最速で採用してました。
ちなみに自分が地面とフェアリーの範囲が好きなのでフェアリーテラスじゃれつくにしてましたが、構築としてランド+クッション+眼鏡カミのような並びにとても弱いので、じゃれつく→冷凍パンチ フェアリーテラス→鋼テラスにすべきだとずっと思いながら、面倒だったので変えずに戦ってしまいました。
余談ですが素朴な証、ガチグマにとっても似合ってるのでめちゃくちゃ気に入ってます。

 

霊獣ボルトロス@食べ残し(水テラス)

蓄電

161(52)ー×ー91(4)ー193(220)ー101(4)ー165(228↑)

10万ボルト 草結び みがわり 悪だくみ

 

補完枠としてキョジオーンやドヒドディンルーを崩せるポケモンかつ浮いているポケモンとして採用しました。選出機会は多くなかったですが、上記にしっかり役割発揮してくれたことと、拘り読みして後投げしてきたドオーに対して身代わりでTOD(になる前に降参された)する動きも取れて補完として適切なポケモンを選択できたと感じました。

 

イーユイ@こだわりスカーフ(フェアリーテラス)

わざわいのたま

153(180)ー×ー104(28)ー191(148↑)ー141(4)ー139(148)

火炎放射 悪の波動 オーバーヒート テラバースト

これまで使ったことがなかったので採用しました。構築全体でアタッカーが鈍足系統であるためスカーフで採用し、ネットで拾ってきた調整を参照し(調整ラインは皮のはがれたミミッキュが放射で確定しか覚えてないです…)ドラパ抜きだったので、ツツミ抜き+1として火力を底上げしました。
交代を多用できない構築の系統上、選出機会は少なめになってしまいました。しかし重いハッサムを見る役割やカミがつらら∔礫でパオジアンにやられた時などに上から倒す動きが取れるので入れておいて間違いはなかったと信じてます(採用理由が使いたいだったので多少はね…)
ただテラスをきる機会も殆どなかったので、テラバは水ウーラオスへの打点となるサイコキネシスが正解だったと思っています(これも面倒で変えるのを渋りました…)

 

ドドゲザン@オボンのみ(フェアリーテラス)

総大将

191(124)ー205(252↑)ー141(4)ー×ー106(4)ー86(124)

ドゲザン テラバースト 剣舞 不意打ち

 

本構築のMVPは間違いなくこのポケモンでした。選出が間に合わなかった1試合を除いて全試合選出をしてました。タイトルの「結」も全てドドゲザンにつなぐための構築であったことがあります、
元々のA種族値の高さと悪技とフェアリーの範囲の広さに加え、総大将や剣舞による火力上昇等でパワーは申し分なく、素早さラインの低さを補える不意打ちの存在で詰め役としてこれ以上のない存在でした。
殆どの試合でドドゲザンにテラスを切っており、全幅の信頼を寄せていました。
素早さもここまで振っておけば50族~60族のポケモンに抜かれることはなく(最速ガチグマのみ例外)素早さラインが近い相手には抜いてる前提で立ち回っていました。
唯一無振りハッサム抜きまで振ったSラインでしたが、同速だったりするケースもあったので、HPを2削って189にして、Sに振っても良かったかもしれません。
ただ上からの攻撃を食らう機会の多さを踏まえると、オボン込みでギリギリ耐えて勝つ試合も多々あったので、この調整ラインで間違いはなかったと思います。
幸せそうな証持ちの女大将としてエースとして戦い抜いてくれました!!

 

相手をしていてきつかったのは、
ランド+受け2体(or受け+メガネカミ)の並びと、
初手飛行テラバカイリューでした。
その他にはだいたい戦えていたと思います。

 

に)最後に

プライベートの事情から最後まで潜り続けることを断念したため、もっと上を目指せると自信はありつつ悔しさも正直ありました。
ただ上位でずっと潜っている中で上位帯の人とも渡り合うことができましたし、有名な強者と呼ばれる方に何度も勝てていたので自信のついたシーズンでもありました。
恐らく今後もしばらく最終日をガチでやることはできないと思いますので残念ですが、いつか序盤から中盤だけでなく最後まで上位帯で戦い抜いてみたいなと思いましたし、充分やっていける可能性はあると思いました。

最後にゲッコウガをくださったさなださん、はらぺこのカミをくれたなぉさん、A0イーユイを捕まえてきてくださったなまちゃんに感謝の言葉を送り締めさせていただきます。

何かご質問等ありましたらTwitterの(@pecpecotter21)までご連絡ください。