SV S15最終549位(R2002) ジャラランガVictory

使用構築(サムネイル用)

い)はじめに

こんにちは!はじめましての方は初めまして!いろぺこと申します。
今回はS15でR2000に到達しましたので記事にしたいと思います。正直高い結果とは言えませんが下旬以降ずっと体調を崩していたために力は出し切れなかった中での結果だったこと、今回使用したジャラランガがちょっと面白いポケモンだったことからそれを紹介する意味でも今回執筆したいと思います。良ければジャラランガの部分だけでもご覧いただけたら嬉しいです!(一応レンタルは最後にあります)

 

最終順位画像

ろ)構築コンセプト

ジャラランガで対面突破orステロによる起点作成をする
体調を崩していても戦いやすいようになるべくシンプルに

 

今期は後述のポケモン紹介欄で詳細を記載するうっかりやACぶっぱのジャラランガがステロまきとして今強いのではないかと感じたのでジャラランガを軸にして戦うことに決めました。裏にはテラスを切っても切らなくても強く戦える、瞑想ドレインキッスのハバタクカミ電光石火持ち剣舞炎オーガポンを添えて軸としました。4体目に当初あくびガチグマを入れてましたが、HP管理等長い戦いが体力的にきつかったので、軸とも組み合わせやすくテラスを使ってでも初手に1体以上倒せる珠持ちの暁ガチグマを採用しました。ガチグマと合わせて毒菱の回収をできるように浮いていて、ランドハッサムライコアシレーヌ絡みのサイクルを崩しやすいクリアチャーム電気テラスカイリューを入れ、最後にイダイトウ絡みに勝つため、また積みの起点を作成できる点を評価してアローラキュウコンを入れて完成としました。

 

は)ポケモン紹介

ジャラランガきあいのタスキ(鋼テラス)

ぼうじん

151(4)ー162(252)ー145ー167(252↑)ー112(↓)ー105

スケイルノイズ アイアンヘッド ステルスロック しんくうは

 

最初に面白いと思って採用した構築の組み始めです。ただのACぶっぱで性格D下降で採用しているだけじゃんと思われた方もいると思います。しかしこのぶっぱには大きな意味があります。
まずA方面について。これはAぶっぱすることでHに4振りしたハバタクカミに対してアイアンヘッドがちょうど100%~入ります。
続いてC方面について。これはCぶっぱ(性格補正込み)でDに4振りした水ウーラオスに対してスケイルノイズ+しんくうはがちょうど100%~入ります(アイススピナー+B-1後のアクアジェットは確定耐え)
もちろん少しでも耐久調整等されていると落ちない可能性が発生しますが、水ウーラオスとハバタクカミに対して火力UPアイテムを持たずに両方落とせる可能性を秘めているのはとても偉いなと感じ、気づいたからには使ってあげたいなと思いました。
また現環境で似た役割を持つポケモンとして頑丈のブリジュラスがいると思います。ブリジュラスとのステロ撒きとしての比較を、思いつく範囲で以下のスライドにまとめてみたのでご覧ください。

 

ジャラ・ブリ比較

 

たしかにブリジュラスには持久力型も存在し、型によって対処が全然変わってくるという型の匿名性があるのは重々分かってはいます。なのでブリジュラスよりジャラランガの方が強いと言うつもりは毛頭ありません。
しかしことステロを撒く型として採用するならばどうでしょうか。可能な限り安定行動をとりたい初手のポケモンとして命中安定で高打点を叩き込めて、かつタイプ一致の先制技もあってHP1からでも仕事ができる可能性が残っているジャラランガにも十分採用する価値があるのではないかと思います。またブリジュラスは流星群の不安定さとともに火力低下後に起点となってしまいかねない怖さも残ります(その点自主退場できるてっていこうせんはとても偉い技だと思います。)
これらの点から使用率ランキング106位ながらランキング7位のブリジュラスより採用してみる価値を感じて使ってみました。

実際生きるケースは多く、
・パオジアンの上からしんくうはで襷まで削る(怯まない)
・ブリジュラスに対してステロを撒いてしんくうはで削ってから退場
 (流星群でCが下がったブリジュラスはカミの瞑想の起点にできる)
・アロキュウを狩りに来たイーユイや炎ポンの前でステロ撒いてから殴り合いできる

等々活躍するケースは多分にありました。もちろん前述のウーラオス対面の突破も確実にしてくれたので、もっと使われてもいい型の一つなんじゃないかなと思います(HOMEのデータを確認する限り殆どがソウルビートのエースで採用されていたと見受けられる)

特性はキノガッサ入りにも臆さずに出せるように防塵にしました。実際はキノガッサ入りにはあまり当たらなかったので役立つケースは少なかったですが、防弾は使用率6割前後あり警戒されるだろうから対象技は打たれないだろうと見積もっていました。
しかしながら防弾で採用してない身で文句を言う権利は1mmもありませんが、カミやサフゴからノータイムで飛んでくるシャドーボール、ラティ兄妹からノータイムで飛んでくる波動弾には頭を抱えました。もう一度言いますが防弾の採用率は6割です。無効化される可能性が高いので、せめてもう少し考えてから打ってきてください(´;ω;`) ジャラランガさんが悲しくなってしまいます…。

 

キュウコン(アローラ)@光の粘土(水テラス)

ゆきふらし

159(84)ー×ー122(212)ー102(4)ー121(4)ー170(204↑)

ムーンフォース ふぶき オーロラベール アンコール

HP16n-1
最速ガブ抜き

余りB

最後に入ってきたポケモン。イダイトウ絡みへの壁張り役やパオジアンに強く出られるため採用しました。最低限クッションにもなるし、積みの起点作成にもなるし、ジャラランガを積みエースっぽく見せることもできる。また初手の選出誘導もできていたので穴埋めとしては最適だったかなと思います。(調整は昔使っていたものの流用なので適当)

 

オーガポン@かまどの面(炎テラス)

かたやぶり/おもかげやどし

187(252)ー174(148↑)ー111(52)ー×ー117(4)ー137(52)

ツタこん棒 ウッドホーン つるぎのまい 電光石火

準速サーフゴー抜き
特化テラス水流連打確定耐え
余りA

構築のエースとして採用しました。ジャラランガでステロをまいてカミでカイリュー等にテラスをはかせて炎の一貫を作ることをルートとして考えていました。中速帯ではありますが電光石火がとてもえらく、狩りのこすことを減らしてくれました。

 

ガチグマ(あかつき)@いのちの珠(毒テラス)

しんがん

207(148)ー×ー141(4)ー205(252↑)ー89(28)ー82(76)

ブラッドムーン だいちのちから しんくうは 月の光

火力特化
16n-1(10n-1の209は16n+1になって気持ち悪かったので妥協)
60族抜き抜き
余りD

毒菱回収ができる枠として、かつ初手テラスで暴れられる枠として採用しました。最後の方まで食べ残しのあくびガチグマを使っていたのでHPの減り方が異常に感じました笑
ただパワーはすさまじくあらゆる敵をなぎ倒してくれました。珠アタッカーなのに月の光のHP管理ができるのがとても偉い。

 

ハバタクカミ@ブーストエナジー(フェアリーテラス)

こだいかっせい

141(84)ー×ー107(252)ー169(108)ー156(4)ー179(60↑)

ドレインキッス シャドーボール 瞑想 甘える

最速110族抜き(エナジードクガやひっこめた後のオーガポン意識)
Bぶっぱ
+1ドレインキッスでD4振り水ウーラオス確定1発
あまりH

構築の特殊エースかつ2番手としての起点作成役。相手にテラスを切らせやすいために裏のエースを通しやすくもできるし甘えるで物理をストップもできる。瞑想を積めたら自身がエースになれるのがとても優秀でした。ただクリアチャームカイリューも一定数いたのでそこは難点で、また瞬間火力は出せないのが弱みでしたが、2番手としての役割は十二分に発揮してくれたと感じてました。

 

カイリュー@クリアチャーム(電気テラス)

マルチスケイル

191(196)ー190(148↑)ー116(4)ー×ー121(4)ー120(156)

ワイドブレイカー かみなりパンチ 龍の舞 羽休め 

2舞で最速スカーフランドを抜けるラインを意図したら118だったのでそれなら1舞で110族が抜ける120に設定
HP16n-1で最大
余りA

ランドハッサム絡みに出しやすく、毒テラスを使ったガチグマとサイクルして毒菱が回収できるように採用した枠。またカイリューの中ではテラス依存度が高くないのが使い勝手が良かったし、地味にワイブレによってカミの積みの起点作成に回ることもできるのが良かったです。あまり出しませんでしたが刺さっている相手にはとても刺さっていて活躍してくれました。

 

に)選出・重い相手

<選出>
基本はジャラランガ+カミ+オーガポンでステロいらなさそうなら初手ガチグマ
毒菱構築にはガチグマカイリュー+カミorオーガポン
イダイトウ入りにはアロキュウ+ガチグマ+オーガポン

<重い相手>
・天候パやイエカシラ系統のギミックパ(アロキュウ入れた後当たらなかったので分からないけどそれまでは全敗)
・クリアチャームカイリュー(これもほぼ負けた)


に)最後に

今期は終盤なかなか体調が優れず、それまでもあまり高い位置に行けていなかったので何とか2000までは到達できて良かったです。振るわないシーズンでも最低限の結果を残せるのは大きいなと感じました。
反面構築としては未完成な面も多くあると感じていて、だからこそジャラランガはまだまだやれる可能性を秘めているんじゃないかなと思っています。
もし使ってみたいと思う方が1人でもいたらうれしいなと思いつつ締めたいと思います。
(ジャラランガのうっかりやの使用率が圏外からランクインしたのを確認できた時ちょっと嬉しかった。)

何かご質問等ありましたらTwitterの(@pecpecotter21)までご連絡ください。
それでは。

レンタル用構築画像

 

SV S14 最終170位 (レート2072) 猛りすぎ!パオパオサイクル

パーティ紹介画像



い)はじめに

こんにちは!はじめましての方は初めまして!いろぺこと申します。今回はS14で最終170位(レート2072)でレート順位ともに自己最高記録を更新できたので、記念に構築について記事に残そうと思います。

自身のプライベートの事情からなかなか最終日を戦い抜くことは難しいため最終結果を求めるのは難しいですが、それでも記録更新はもちろん中盤に2ロム瞬間1桁を達成するなど自分が戦ってこなかった舞台で戦えたのでとても充実したシーズンとなりました。構築は1か月間殆ど変えずに潜りましたので、良かったらご覧いただけますと幸いです

最終順位画像



中盤1桁タッチの記念写真

ろ)構築コンセプト・経緯

 

・タケルライコの優秀な能力を活かしてサイクル戦をする

・カミ・パオジアンなどの高速高火力を押し付けてサイクル戦を制す

 

 DLCの第二弾が配信された後、新パラドックスポケモンなどの情報が解禁された時に一番にタケルライコに目がつきました。高耐久に高火力を備えながら迅雷という先制技を持ち、ボルトチェンジによる対面操作ができて流星群という高火力のタイプ一致技も打てるため、サイクルを回す中でクッション、詰め、高火力の押し付けのすべてができることに注目し軸とすることに決めました。
 またタケルライコとタイプ相性が良くとんぼ返りで対面操作もできるアーマーガアを相方にしようと決めました。この2匹に一貫する技は、氷・悪・ゴーストのみでその一貫する高火力技を押し付けてくるパオ・イーユイに強く出られるスカーフ水ウーラオスを3体目に添え、またアマガとタイプ相性が良くて高火力の特殊技を押し付けられるメガネハバタクカミを採用しました。ここまで積み要素がなかったことと先制技を打てるポケモンが欲しいと感じたため、タケルライコと見た目の攻めの補完が取れるパオジアンを積みエースとして採用しました。
 残りの1枠は最初ラグラージガオガエンなどのはたき持ちのクッションなどを入れてましたが、タケルライコの迅雷・パオの不意打ちと相性の良い毒菱展開のできるオオニューラを入れると感触が良くしばらく潜ってました(1桁タッチの時はここまでの6匹でした)しかし、オオニューラがタケルライコの苦手な地面タイプを誘いがちで不利な展開をとることが多かったので、色々試して最後にあくび持ちの残飯暁ガチグマを採用して構築完成となりました。

 

は)ポケモン紹介

 

ハバタクカミ@こだわりメガネ(フェアリーテラス)

こだいかっせい

131(4)ー×ー89(108)ー187(252)ー156(4)ー190(140↑)

ムーンフォース シャドーボール 滅びの歌 パワージェム

最速トドロクツキ抜き抜き
おくびょうの中で火力最大
余りB

 

高速・高火力の特殊エースとして無難なポケモンとして採用しました。初手に投げて相手に高火力を押し付けたり、相手にテラスを切らせやすいポケモンでもあるため、タケルライコなどに一旦引いてフェアリーかゴーストか一貫を作ってスイープしたり様々な場面で活躍してくれました。また相手の積みギミックを滅びで流したりもできてアタッカー以外の役割もできるのがとても使いやすかったです。ここまでSを振ることで相手のカミ・パオの同速対決にも勝つ機会が多かった(恐らくここより早いのは最速しかいないはず)ので強気に同速勝負してました。

 

アーマーガア@ゴツゴツメット(炎テラス)

ミラーアーマー

205(252)ー107ー135(76)ー×ー140(180↑)ー66(↓ S個体値4or5)

アイアンヘッド ブレイブバード とんぼがえり 羽休め

S個体値無振りカバルドン抜かれ(色違い探してたまたま出た子)
調整はバンビーさんの動画を参照って参照した記事に書いてありました(つまり調整意図不明)

 

タケルライコと相性の良いクッション役。ただ受け寄りなサイクルを回すのはちょっと難しい面もあったため、選出はあまりできませんでした。ただ明らかにアーマーガアが重い構築もあり、出した試合での活躍は大きかったです。またガチグマやカイリューなどの選出抑制に少しは役割発揮してくれたのではと思っています(体感少なめでもあった) 特殊耐久にここまで振っていることで物理受けとしてだけでなく、カミやツツミなどにも後投げできたりしたのも大きかったです。

 

タケルライコ@とつげきチョッキ(フェアリーテラス)

こだいかっせい

223(180)ー×ー112(4)ー206(244↑)ー110(4)ー105(76)

10万ボルト 流星群 ボルトチェンジ じんらい

HP16n-1で最大
無振りサーフゴー抜き
チョッキを持たせるためDは偶数
余りC

 

この構築の軸として新ポケモンの中で一番に目をつけて採用しました。
構築経緯で記載の通り、クッション・詰め・高火力の押し付け全部できるポケモンでとても使いやすかったです。これらを担える神速・羽休め持ちのカイリューの方が回復技もある分場持ちの良さはありますが、タケルライコにはボルチェンがあるため対面操作ができる点はカイリューとの差別化点となります。
また高耐久ゆえに物理の不一致弱点技や火力を落とし気味のエナジーカミや耐久振りのアシレーヌのムンフォくらいなら余裕をもって耐えるのも偉かったです(何なら2耐えする時もある)
難点を述べるとすれば地面タイプに流星群連打するしかなく、火力が下がってしまう点。ただボルチェン・迅雷は火力も低く連打するのに優秀な技では当然ないためテラス不要で安定打となる10万ボルトは外せませんでした。
放電にしなかった理由は、無振りのカミ・ドクガ(特殊耐久同じ)に対して、10万+迅雷(orボルチェン)で70%前後で落ちるため。
ブリジュラスが新ポケモンで最強という声も多いかとは思いますが、個人的にはそこに並ぶか超えるくらいにタケルライコも強いポケモンだなと使っていて感じていました。

 

ウーラオス(連撃)@こだわりスカーフ(水テラス)

ふかしのこぶし

175ー200(252↑)ー121(4)ー×ー80ー149(252)

水流連打 インファイト とんぼがえり 冷凍パンチ

スカーフ水ウーラオスが重いので意地で火力特化しつつ準速

 

構築発案時ライコアマガとサイクルを回すうえでパオジアン・イーユイが重くなりそうだったので入ってきたスカーフ枠です。この子も思っていたよりは出しませんでしたが、単体パワーは相当高いために出した試合で腐ることはなく初手置きのしやすさと詰めにもなれる優秀さは特筆すべきものでした。

 

ガチグマ(暁)@食べ残し(毒テラス)

しんがん

220(252)ー×ー141(4)ー176(36↑)ー102(132)ー83(84)

ブラッドムーン 大地の力 あくび 月の光

月の光の回復量を考慮してHP偶数
12振り60族抜き(麻痺を入れたウーラオス抜きのポリ2とガチグマ等に先制したいため)
C:11n
余りD C187カミのムーンフォースを残飯込み確定2耐え(エナジーカミへの後出しを考慮)

 

最後に入ってきた構築の穴埋めクッション枠。単体性能が高すぎてクッションながら相手を崩壊させていくことができました。月の光による回復がとても優秀であくびによって相手の裏を確認するだけでなく、相手との撃ち合いに勝つこともできました。ただ浮いている身代わり持ちに嵌められるケースもありメタられているポケモンでもありましたが、それでも拾った試合の方が多かったのは間違いないです。後述の積みエースとなるパオとテラスの取り合いが頻発したので、そこは構築の課題だったと感じていました。

 

パオジアン@黒い眼鏡(フェアリーテラス)

わざわいのつるぎ

155ー189(252↑)ー109(68)ー×ー85ー179(188)

かみくだく テラバースト 不意打ち つるぎのまい 

A特化
最速サケブシッポ抜き(最速110族抜き抜き)
先制技で縛られるケースを減らすためあまりB

 

本構築の圧倒的エースであり、パオジアン史上初かもしれない氷技のないパオジアン(氷技を抜いて使ってる方がいらっしゃったらごめんなさい) 個人的にはパオジアンは命中安定のかみくだくを押していきたいポケモンだと考えていて、その火力を底上げする黒い眼鏡持ちのパオジアンを採用しました。中盤くらいまではカイリューサーフゴーに強く出るためにゴーストテラスで使っていて、テラバの枠はつらら落としでしたが、つららを押す機会は相手のフェアリーテラスのポケモンかゴツメ持ちにしか押さないし、命中不安で使い勝手も悪く、パオジアンとウーラオスに弱かったのでフェアリーテラスに変更しました。結果としてテラス依存度は高まったものの、カイリューのスケショを防いだり、パオウーラに臆さず出していけたのでこの変更は正解だったと思っています。
エースのアタッカーには命中安定をなるべく期待したいと考えるため、不意打ち択は存在するものの、そのほかの面では確実に相手を倒していける、自分も相手も精神衛生的に良いパオジアンでした(多分…)

 

に)選出・重い相手
 

<選出>
 結構自由(にできるように組んだつもり)
 カミ+ライコ(orガチグマ)+パオジアンが一番出しました
 今期ちょっと多かった受けルにはライコウーラパオジアン
 

<重い相手>
・神速持ちカイリュー(アマガあまり出さないし普通に貫かれる…カイリュー型多すぎ)
・アマガキョジドオー(誰かは必ずどれかで止まる 1戦だけだったけど無理)
・イエカシラ(かなりシビアなターン管理が要求される ただ勝率は悪くなかった)
・不意の地面テラス(迅雷で縛れてると思ったカミやツツミに見事にやられました)

 

に)最後に

今期はライコの能力に一番に目を惹かれ頑張りたいと決めて潜っていたので、中盤2ロム1桁達成や、順位レートともに過去最高を記録できてうれしかったです。
ただ体調面の問題で最終日あまり潜れなかったためにもっと上を目指せたんじゃないかなって気持ちはわだかまりとして残りました。そうは言ってもそれまでにたくさん潜っての結果なので、良くも悪くも自分の実力を示す間違いのない結果なのかなと感じました。
最終日しっかり潜れるのはいつになるか分かりませんが、いつか潜れた時にはもっと高いところでしのぎを削りあって高みを目指していきたいなと考えています。

何かご質問等ありましたらTwitterの(@pecpecotter21)までご連絡ください。
それでは。

レンタル用構築画像

 

SV S9最終482位 ゴツメカミはガチ! ゲコボルト結ゲザン

使用構築

い)はじめに

こんにちは!はじめましての方は初めまして!いろぺこと申します。今回はS9で最終482位(レート1966)でしたので、構築について記事に残そうと思います。高い順位で終われたわけではなかったですが、プライベートの事情から23日時点で潜るのをやめていたこともあり、S9の2日目からずっと同じ構築で3桁前半帯~2桁後半帯を2ロムで戦えていたので、構築自体はとても強かったと思ってます。特にゴツメのハバタクカミは恐らく自分だけしか使ったことのないポケモンだと思ってますので、そこだけでも見ていってください! (レンタルは最後に貼ってあります)

23日時点最高順位

最終順位

ろ)構築コンセプト

最初に今回は使いたいポケモンが5匹いたので、型や環境考察の前に5体構築が埋まってしまいました。仲間大会の景品でもらったゲッコウガ(GER産) 自分が起源主張できそうなゴツメを持ったハバタクカミ 使ったことがなかったイーユイ ここに色雰囲気証まで粘った素朴なガチグマと幸せそうなドドゲザンの5匹を使うことからスタートしました。

ゴツメのカミは初手置きしやすいポケモンとして考えていたので(詳細は後述のポケモン紹介欄にて)詰め役を担えるドドゲザンを剣舞の総大将型で採用しました。またカミ以外の初手置きのしやすいポケモンとしてゲッコウガを襷で使用し、カミの祟り目やドドゲザンの不意打ちとのシナジーが良くなるように毒菱を採用しました。電磁波をカミに入れていることから起点にしていけるポケモンとしてガチグマを最速草分けで採用。ここまで高速のアタッカー役がいなかったのでイーユイをスカーフで採用しました。ラストの枠では地面の一貫を切りたかったことガチグマ以外でドヒド+ディンルーを見れるポケモンが少ないこと、キョジオーンに対してはめていけるポケモンを採用したかったことから、身代わり悪だくみ持ちの霊獣ボルトロスを採用して構築を完成させました。

 

は)ポケモン紹介

 

ゲッコウガきあいのタスキ (水テラス)

変幻自在

147ー161(252↑)ー87ー128(36)ー81(0↓)ー170(220)

草結び ローキック 影打ち 毒菱

 

バンビーさんの動画紹介の個体が強かったのでそのまま採用しました。ウーラオスへの打点になる草結び、襷パオジアンに対面勝てるローキック+影打ち(カミへの打点にもなる) 裏とのシナジーも良い毒菱と全ての技に役割があって初手置き要員としてとても役立ちました。また最速ガブ抜きまでSを振っているのでガブに対しても仕事ができるのは強みでした。
ただ変幻自在の弱体化により不一致で打つ技は火力不足が否めず、役割を明確にして技を決めてあげることが大切なポケモンであると感じました。
単純にかっこいいポケモンであり、仲間大会の上位者景品でいただいたポケモンであったので、活躍させたいなと思っていたので役割発揮する試合も多く嬉しかったです!(切ることはなかったけどテラスは変えておくべきでした…💦)

 

ハバタクカミ@ゴツゴツメット(草テラス)

古代活性

131(4)ー×ー107(252)ー155ー155ー205(252↑)

ムンフォ 祟り目 いたみわけ でんじは

 

今回の構築記事の目玉です!恐らく自分がパイオニアポケモンです(ゴツメカミ使用者の方がいたらごめんなさい…)
調整はシンプルですがつらら怯み等考慮してパオジアンやカミの下から動く機会を減らすために同速以上となる最速。耐えたい物理攻撃が色々と乱数になってしまうのでBに振り切りました。
このポケモンは初手置きが非常に安定するポケモンになってます!例えば襷の水ウーラオスなどが出てきた際、カミのムンフォを襷で耐えて返しの水流連打で倒せるはずのところがゴツメの削りで水流「単」打で終わってしまう。パオジアンにも不意打ち採用個体とは相手の考慮外の相打ちで持っていくことができる。ディンルーにはテラスを切られなければムンフォといたみわけで持っていけるし、切られても痛み分けで大きく削った後なので裏で簡単に処理することができます。
その他のポケモンに対してもムンフォor電磁波+祟り目で削っていけるので、襷を持たずして行動保障を多分に持ったポケモンでした。
また毒菱の通りが良い構築にはゲッコウガの後の中堅として登場して祟り目を連打する動きも取れます。構築全体でサーフゴーを呼びにくくしているので、仕事の全くできない相手がいなかったです。
テラスの草タイプは胞子や宿り木対策+地震を押す相手にゴツメを触らせるためと思ってましたが、ほとんど使用機会はなかったので他にいいタイプがあるかもしれません。Cは無振りながら元々のC種族値の高さと、フェアリー技の通りの良さや状態異常+祟り目の火力の高さなどで火力不足を感じる機会はあまりありませんでした。
上記以外にも地震で拘りたくないランドロスのトンボや、オオニューラのフェイタルクロー、ヌメルゴンヒードランのヘビーボンバー等でゴツメの発動機会も多くHBが55のポケモンに持たせるはずのないゴツゴツメットが役割発揮して勝ちを拾うことができました。

 

ガチグマ@火炎玉(フェアリーテラス)

根性

205ー192(252)ー125ー×ー101(4)ー112(252↑)

からげんき 地震 じゃれつく 草分け

 

物理受けによる受けを成立させないパワーの出せるポケモンとして使用感が良かったので採用しました。どうしても1ターン目に火力が出ないことが欠点のポケモンですが、カミの電磁波からのつなぎなどを活かして草分けをしたりすることでフルパワーガチグマを誕生させる機会が多かったです。そのために最速で採用してました。
ちなみに自分が地面とフェアリーの範囲が好きなのでフェアリーテラスじゃれつくにしてましたが、構築としてランド+クッション+眼鏡カミのような並びにとても弱いので、じゃれつく→冷凍パンチ フェアリーテラス→鋼テラスにすべきだとずっと思いながら、面倒だったので変えずに戦ってしまいました。
余談ですが素朴な証、ガチグマにとっても似合ってるのでめちゃくちゃ気に入ってます。

 

霊獣ボルトロス@食べ残し(水テラス)

蓄電

161(52)ー×ー91(4)ー193(220)ー101(4)ー165(228↑)

10万ボルト 草結び みがわり 悪だくみ

 

補完枠としてキョジオーンやドヒドディンルーを崩せるポケモンかつ浮いているポケモンとして採用しました。選出機会は多くなかったですが、上記にしっかり役割発揮してくれたことと、拘り読みして後投げしてきたドオーに対して身代わりでTOD(になる前に降参された)する動きも取れて補完として適切なポケモンを選択できたと感じました。

 

イーユイ@こだわりスカーフ(フェアリーテラス)

わざわいのたま

153(180)ー×ー104(28)ー191(148↑)ー141(4)ー139(148)

火炎放射 悪の波動 オーバーヒート テラバースト

これまで使ったことがなかったので採用しました。構築全体でアタッカーが鈍足系統であるためスカーフで採用し、ネットで拾ってきた調整を参照し(調整ラインは皮のはがれたミミッキュが放射で確定しか覚えてないです…)ドラパ抜きだったので、ツツミ抜き+1として火力を底上げしました。
交代を多用できない構築の系統上、選出機会は少なめになってしまいました。しかし重いハッサムを見る役割やカミがつらら∔礫でパオジアンにやられた時などに上から倒す動きが取れるので入れておいて間違いはなかったと信じてます(採用理由が使いたいだったので多少はね…)
ただテラスをきる機会も殆どなかったので、テラバは水ウーラオスへの打点となるサイコキネシスが正解だったと思っています(これも面倒で変えるのを渋りました…)

 

ドドゲザン@オボンのみ(フェアリーテラス)

総大将

191(124)ー205(252↑)ー141(4)ー×ー106(4)ー86(124)

ドゲザン テラバースト 剣舞 不意打ち

 

本構築のMVPは間違いなくこのポケモンでした。選出が間に合わなかった1試合を除いて全試合選出をしてました。タイトルの「結」も全てドドゲザンにつなぐための構築であったことがあります、
元々のA種族値の高さと悪技とフェアリーの範囲の広さに加え、総大将や剣舞による火力上昇等でパワーは申し分なく、素早さラインの低さを補える不意打ちの存在で詰め役としてこれ以上のない存在でした。
殆どの試合でドドゲザンにテラスを切っており、全幅の信頼を寄せていました。
素早さもここまで振っておけば50族~60族のポケモンに抜かれることはなく(最速ガチグマのみ例外)素早さラインが近い相手には抜いてる前提で立ち回っていました。
唯一無振りハッサム抜きまで振ったSラインでしたが、同速だったりするケースもあったので、HPを2削って189にして、Sに振っても良かったかもしれません。
ただ上からの攻撃を食らう機会の多さを踏まえると、オボン込みでギリギリ耐えて勝つ試合も多々あったので、この調整ラインで間違いはなかったと思います。
幸せそうな証持ちの女大将としてエースとして戦い抜いてくれました!!

 

相手をしていてきつかったのは、
ランド+受け2体(or受け+メガネカミ)の並びと、
初手飛行テラバカイリューでした。
その他にはだいたい戦えていたと思います。

 

に)最後に

プライベートの事情から最後まで潜り続けることを断念したため、もっと上を目指せると自信はありつつ悔しさも正直ありました。
ただ上位でずっと潜っている中で上位帯の人とも渡り合うことができましたし、有名な強者と呼ばれる方に何度も勝てていたので自信のついたシーズンでもありました。
恐らく今後もしばらく最終日をガチでやることはできないと思いますので残念ですが、いつか序盤から中盤だけでなく最後まで上位帯で戦い抜いてみたいなと思いましたし、充分やっていける可能性はあると思いました。

最後にゲッコウガをくださったさなださん、はらぺこのカミをくれたなぉさん、A0イーユイを捕まえてきてくださったなまちゃんに感謝の言葉を送り締めさせていただきます。

何かご質問等ありましたらTwitterの(@pecpecotter21)までご連絡ください。

 

 

SV S8最終422位 2・4・6・(9)・サムライ~憧れを捨てたパオニンフ~

こんにちは。はじめましての方ははじめまして。いろぺこと申します。S8でレート2000達成しましたので、久しぶりに構築記事に記録を残そうと思います。

 

い)はじめに

 

S8では以下のような構築を使っておりました。

トレーナーカード

2・4・6世代のポケモンを各2匹ずつ入れた偶数統一パとなっております…

という冗談は置いといて、実際は以下のようなパーティを使っておりました。

各世代の1匹ずつをそれぞれ高級化させて使用しておりました。
(デリバード→テツノツツミ マニューラ→パオジアン ギルガルド→サーフゴー)

2・4・6世代のポケモン3匹(レンタル写真左側3匹)と9世代で高級化した各世代のポケモン1匹ずつ(レンタル写真右側3匹)という構成のため、二四六九士の言葉からタイトルの通りサムライと名付けるに至りました(侍ジャパンにも肖りました)

実際に自分が月の下旬に2桁にいたことはこれまでなかった経験だったので、対戦するたびにドキドキしていましたが、「憧れを捨てて」対戦して早い段階での2000達成をすることができました!!

(今期は自身の体調面からそちらを最優先させたため最終結果は深追いしすぎずにやってました。)

 

それではお戯れはここまでとして、構築コンセプト等について触れていきたいと思います。

(以下常体含む)

 

ろ) コンセプト

1.フェアリー+氷+地面の範囲を押し付ける
2.ニンフのみがわりバトンやテラスタイプの変更を活かして剣舞パオを誕生させ、黒いメガネによる高火力のかみくだくで一掃する

 

レギュDでは水ウーラオスなどのフェアリーが弱点のポケモンが増えると同時にヒードランやヒスイヌメルゴンなどの特殊フェアリー技が痛くないポケモンが増えるため、初期に関してはサーフゴーが減り、ニンフィアのあくびと、それをヒードランなどの特殊受けに入れれば、寝かせてくると考えました。そのため身代わりバトンからパオジアンで剣舞して一掃する動きができたら強いと考えました。

さらにその裏にツツミを置くことでスイープしたり、中盤以降サーフゴーも増えてきたため、ニンフが受けられないゴールドラッシュを一度は受けられるチョッキガブリアスや眼鏡サーフゴーを採用しました。最後にパオ以外の身代わり下での積みができるポケモンかつ優秀なタイプから対面的な選出を可能としてくれるマリルリを採用して戦っておりました。

 

7/24達成段階の順位(その後は別の使いたいポケモンを触ってました。そっちは来期も使いたいので内容は触れませんが最高レート2015までいってました。)

最終順位は422位でした! 今期はかなりインフレしたシーズンでしたね。

 

は) ポケモン紹介

 

ガブリアスとつげきチョッキ (鋼テラス)

183ー182(252)ー115ー×ー106(4)ー169(252↑)

地震 アイアンヘッド 逆鱗 岩封

 

主人公、すなわち大谷翔平()

電気の一貫を切るのはもちろん、ニンフやマリルリのフェアリー技に対してテラスを切った相手に対して、地震やアイへで弱点をついていけるのが偉かったです。また水ラオスより早く水技が痛くない地面タイプという点で、レギュDから解禁された地面タイプなどと比較しても優秀なポイントでした。ちなみにふんぞり返った証持ち。全然大谷ではない…。

 

ニンフィア@食べ残し (水テラス)

201(244)ー×ー128(252↑)ー131(4)ー151(4)ー81(4)

ハイパーボイス あくび みがわり バトンタッチ

 

構築のクッション役かつギミックを担う軸の1匹かつアイドル枠でした。

前述の通り、ニンフのあくびに対して、ヒードランなどは寝かせてくることが多かったため、身代わり+バトンからパオジアンにつなぐ動きがとても強かったです。S1,2で2000達成した時にも構築にいた自分が最も使い続けている相棒です。腹ペコの証持ち。前期鬼殺隊をモチーフに戦っていたので、ニックネームは恋柱。腹ペコの恋柱。とってもかわいくサイズもニンフィア界のアイドルな小ささなのでいろいろ似合っている剣士です。

 

パオジアン@黒い眼鏡 (ゴーストテラス)

155ー189(252↑)ー108(60)ー×ー85ー180(196)

(最速110族抜き抜き 無振りディンルーの地震2耐え)

つらら落とし かみくだく 剣舞 不意打ち

 

9世代で火力や素早さが強化された高級マニューラです!

殆ど全試合で選出した圧倒的エースでした。ニンフからのつなぎで身代わり下で剣舞する動きはもちろん、ゴーストテラスにすることでノーマルテラスカイリュー等の前で舞うことも可能となっています。また黒い眼鏡を持たせているので、最大火力はかみくだくになるため、命中不安定なつらら落としを押す必要がないことや、甘えるカミの不意打ち耐えなどを搔い潜れるのもとても強いポイントでした。怯みに頼りたくなる試合はフェアリーテラスした耐久ポケモンに対して程度でほとんどなかったので、とても安定した試合運びを可能にしてくれたポケモンだったと思います。

 

テツノツツミ@ブーストエナジー (ゴーストテラス)

131ー×ー135(4)ー176(252)ー80ー206(252↑)

フリーズドライ ハイドロポンプ みがわり アンコール

 

9世代で技範囲が広がり受かりにくいポケモンとなった高級デリバードですです!

スイーパーとしてとても強いポケモンとして採用しました。特に最初はガブではなくガチグマを使っていたので、ガチグマに対する水氷、格闘をテラス込みで半減以下に抑え込めるので採用しておりました。ただ中盤以降火力不足やアンコール1点読みなど相手の行動が相手依存になりやすかったので、あまり出しておりませんでした。それでも素早さは正義のため、使い続けました。

 

マリルリ@オボンのみ (水テラス)

204(228)ー112(252↑)ー101(4)ー×ー101(4)ー73(20)

アクアブレイク じゃれつく はらだいこ アクアジェット

 

パオジアン以外の積みエース兼初手置きや詰め役として色々な役割を担う子でした。

タイプがとても優秀で四災やウーラオスに強くて、対面的な初手置きを可能としてくれるポケモンであり非常に出しやすい反面、特化眼鏡サーフゴーのゴールドラッシュはちょうど100%~入ったり、耐久が抜群に高いわけではないので選出時は本当に刺さっているかなどをしっかり考えていかないといけないポケモンでした。証は何も考えていない証持ち。脳死太鼓アクアジェットで勝つ試合もあったので、証に似合った役割をしてました。

 

サーフゴー@こだわりメガネ (ゴーストテラス)

175(100)ー×ー116(4)ー203(252↑)ー112(4)ー123(148)

シャドーボール ゴールドラッシュ トリック 10万ボルト

 

ギルガルドが黄金となり高級化した姿になります。

ニンフィアの身代わりでキョジオーンをいなした後に膠着状態が続くことが多かったので、つなぎ先として岩技が半減され、そのた変化技などもいなせるサーフゴーを構築にたりない瞬間火力を出せるようにメガネで採用しました。テラスタイプに関しては直すことなく2000到達してしまいましたが、構築全体に一貫している地面技を無効化できる飛行テラスとかに変更することも考えるべきだったかもと思ってました。最後までサーフゴーを使用したことが今までなかったのですが、使用率に納得できる強さを感じることができました。

 

 

に)最後に

ここまでご覧いただきありがとうございました!

構築としてもまだ完成度MAXということでもないと思っておりますし、まだまだ構築の質を上げていけたかなとは思いましたが、自分自身が体調面で無理ができない状態にあることもあり、深追いはせず2000到達したことでOKとしました。またこの6体は全く使用していない構築でも2000乗せることもこのあとできたので、色々な構築に触れながら上位と戦っていく経験を積めたとても良いシーズンになりました!体調が快復してきたら最終日に上位と渡り合っていくことができるように、今後ともポケモンに触れていきたいなと思います!

以上改めてここまでご覧くださりありがとうございました!S9以降もぜひポケモン楽しんでいきましょう!

何かご連絡ありましたらTwitterの(@pecpecotter21)までご連絡ください。

 

 

【剣盾S33】最終769位(R1817) 戦友とともに 孔雀のように舞い 猛獣犬が斬る

☆はじめに

ご覧いただきありがとうございます。いろぺこと申します。伝説2体環境の最終シーズンが終わったので、構築ご紹介と自分の剣盾対戦を通しての感想、あと3桁になりたいけどなかなか入れなかった方向けに、おこがましい限りですが僕が何をして3桁に安定して入ってきたかについて、3桁順位がシリーズ12までで1回しかなかったのにこの7か月で5回も入れたかというところからお伝えできたらと思っています(達成していない月は勝てなかった初月と殆ど潜らなかった1シーズンです。)

全容は長くなると思いますので、下の記事のジャンプ用リンクなどもご活用いただきながら、見たいところだけでも見ていっていただけたらと思います。

 

記事ジャンプ用

☆S33の構築ご紹介

☆剣盾対戦を通じて 

☆3桁を目指す方へ 

 

☆S33の構築ご紹介

トレーナーカード

構築はこんな感じので戦っていました。

まず今期が伝説2体環境最後というところで、自分が使っていて一番納得感のあったバドホウオウと、その2匹との相性も良く剣盾の象徴とも言えるザシアンの3匹のうち2匹を選択することに決めました。理由はかっこいいと純粋に思ったからであり、また自分らしいサイクル戦がしやすい3匹とも考えたからです。

その3組でパーティを組んでいざ潜ってみましたが、バドやザシアンはメタをはっていないパーティはほぼなく、ホウオウも耐久に厚くすると火力がなく、火力に厚くするとダメージレースで勝てず、負けが込んでしまいました。そんな中でふと自分のボックスを眺めていた時に、ドラパルトが俺いけるよって顔で見ているように感じ、その時に龍舞バトンで組みこんだらホウオウのどっちつかずに感じた要素を解決できるのではないかとひらめきました。そこでぽけふぁんにそれに近しい記事がないかなと検索するとなんと正しく想定と同じ動きをする記事が見つかりました。(以下リンク先に記事あります。掲載にあたりご快諾いただいた濁10さんありがとうございます)

濁10さんの記事はこちら!

結果を残した構築があるなら使ってみるしかないと感じ、伝説枠の1枠をホウオウに決め、相方はドラパルトとタイプがかぶるバドよりも、バトン先としても強くタイプ相性の良いザシアンに決めました。残りの3匹は原案にあったランドとサンダーに対する引き先としてポリゴン2を採用し、またホウオウザシアンが苦手とするカイオーガに対して見た目弱そうながらメタになる、さらにザシアン入りパにとって相手のメタモンの見た目だけでも牽制できる貯水ヌオーを採用しました。最後の枠は最初特殊アタッカー要員として珠サンダーを使っていましたが、バンギヌオーの並びが崩せないことに気づいたため、バトンしたら技の打ち分けが可能で実質スカーフ・鉢巻・珠を持った悪ウーラオスって誰が止めれるん?って思い、6体が決定しました。

 

個体紹介

 

ザシアン  @朽ちた剣 意地っ張り 不撓の剣

195(220)-232(164↑)-136(4)-×-136(4)-183(116)

巨獣斬 インファイト 氷の牙 みがわり

最強の犬です。単体でも強いのはもちろんですが、ドラパルトの龍舞からつなぐ先としても偉すぎました。タイプ相性上りゅうまい後のドラパを止めたい相手の押す技のほとんどをザシアンは半減以下で受け止めることができ、ダイジェットをされていたとしても龍舞ザシアンは上から巨獣斬で倒すことができ、バトン先としてもよく受け継いでくれました。

 

ホウオウ  @厚底ブーツ 意地っ張り 再生力

207(204)-187(156↑)-111(4)-117(↓)-175(4)-128(140)

聖なる炎 ブレイブバード 自己再生 ギガドレイン

前述の濁10さんの調整をそのまま採用し、サイクルもしたかった点からラムの実をブーツへ変更、またバトン先がザシアンとホウオウだと天然ヌオーが無理になるので、地震ギガドレインとしました。元記事の通り、バトン後のホウオウは持ち前の高耐久と龍舞のパワーで強いダイマアタッカーになり、またその高耐久の数値によって、サイクルで回しても最低限引き役にもなれるのが魅力的でした。タイトルの孔雀はホウオウの舞ったあとの姿から。構築の原案を思いついたときに孔雀舞やんと初期遊戯王ファンとして思ってしまったところが強く、タイトルにまで持ってきてしまいました。

 

ドラパルト  @きあいの襷 陽気 クリアボディ

163-172(252)-95()-×-96(4)-213(252↑)

ドラゴンアロー ゴーストダイブ りゅうのまい バトンタッチ

構築のMVPかつ個人的パーティの見た目のかっこよさを引き上げてくれる枠です。伝説環境でこいつと暴れるのは難しいと感じていましたが、黒子役に回ってもらうことで最後のシーズンを一緒に戦うことができました。濁10さんは意地採用でしたが、スカーフバドの準速も0じゃないことと、ムゲンダイナに安定した行動をとりたかったので最速で採用しました。バトンが軸だが、当然ドラパのダイマも強いため、ドラゴン伝説に対してのダイマエースとしても活躍してくれました。戦友として最も長く一緒にランクマを駆け抜けてくれた子と戦えてすごく楽しかったです。ありがとう。

 

ヌオー @たべのこし おだやか 貯水

202(252)-105()-115(78)-×-118(180↑)-55()

地震 あくび 自己再生 カウンター

(特化ザシアンじゃれ耐え 残りDでサンダーの特化珠ジェット確定耐え)

地雷寄りの枠です。カイオーガやウオノラゴンを相手視点の見えないところで止める役割を担っていました。過去形なのは終盤カイオーガのみがわりが増え、はめられる展開も増えてしまったためです。ただ恐らくメタモンの牽制にも役立ったと思うので、構築のもっとも緩い顔の強い牽制役としてベンチで過ごしてもらいました。

 

ポリゴン2  @きせき なまいき トレース

191(244)-100()-126(124)-125-146(140↑)-58(↓ S0)

自己再生 スピスワ イカサマ れいとうビーム

(臆病珠サンダーのジェットを92.2%で2耐え)

ランドとサンダーをこいつで見たかったのでBDに振り分けました。無難に強かったが、主人がどんどんイケイケでバトン選出を増やしたため、出番は少なかったです。

 

悪ウーラオス @命の珠 ようき 不可視の拳

175()-182(252)-121(4)-×-80()-163(252 ↑)

暗黒強打 インファイト 燕返し ストーンエッジ

ドラパ ホウオウ ザシアンで崩せないバンギヌオーであったり、受け構築を破壊するために採用しました。バトンでつなげば強かったですが、案外バトン先にしにくかったです。エッジは不意打ちで良かったように思いつつ、イベネクロに対峙する際に使えるように入れ続けてしまいました。 

 

選出はおおむね、

1.ドラパ+ホウオウ ザシアン ウーラオスから2匹の前のめり選出()

2.ドラパ+ホウオウ+ポリ2の濁10さん参考の選出

3.ザシアンホウオウ+ポリ2orヌオーのサイクル選出

の3パターンが多かったです。

 

感想としては、爽快感はすさまじいが、地味に重い構築も多くちょっと使いにくかった面もあるパーティでした。イベル日ネクロンゲの並びや、オーガに対しての立ち回りが相手依存になりがちで環境に適応しきれなかったと感じました。ただそのほかの構築にはおおむね善戦できるし、爽快感がすごくあって戦っていて楽しかったです!

 

 

 

☆剣盾対戦を通じて

剣盾対戦からのめりこんだ1人として、ここまで戦ってきて思ったのは、「自分は対戦を楽しむことが一番だ」ということでした。僕は対戦でこのポケモン使って戦ってみたいから常に構築がスタートし、シーズン終わりには必ずパーティを変えていました。練度などというものガン無視でやってきましたが、それはパーティを考えるのが楽しかったからなのかなって思っています。またこの子と戦いたいと思ったら、その色違い厳選から始まりそれから潜る(ので間に合わない)こともしばしばありました。それでも楽しかったからここまでやれたのかなって思っています。これは今期戦っていて思ったことですが、今期で8世代の対戦を終えるって考えていたものの、結局次シーズンも潜っていそうだとシーズン中も考えていましたし、リアルが忙しくなったタイミングであったとはいえ、本気で勝ちに行きたいと思っていたのなら、最終日に初めて3桁に入るような潜り方なんてしなかったはずでした。なんでだろうって考えた時に、楽しめることが一番であり、そのうえで勝てたらいいよねて思っていることに気づきました。またそもそもの「勝ち」が今の僕にとってなんなのか不明瞭だと感じたこともありました。そのため今期もう少し潜ったらもっと上の順位も目指せたかなと思いつつ、3桁確定したところで納得して終わりにしました。

9世代でもこの考えを大切にしますが、もし気が向けばシーズンの最初から何か自分が本気でやらないと届かない目標を立てて、試行錯誤したいなって思っています。大好きなポケモンたちと1つのプロジェクトを成功させる楽しさって、得も言われぬものがあるんじゃないかなって考えるからです。一緒に上を目指したいと思う子が現れた時に頑張ろうと思っています。

 

☆3桁を目指す方へ

本当におこがましいお話ではありますが、3桁になるために私がしてきたことを書いていこうと思っています。正直もっとうまい方たちのもっときれいに言語化・構造化された記事や動画は数多あると思いますが、ここを見ようと思ってくださる方は、それらを既にたくさん見てきたのではないかなと思っております。なので強者の方の綺麗な内容とは離れてしまうかもしれませんが、なかなかうまくならなかった僕の実体験を通じた一つの方法として読んでいただけたらと思っています。

 

まず初めにこれは「剣盾対戦を通じて」でも記載したことですが、僕はシーズンごとに使うパーティを一新します。そのためここまで3桁になったパーティについても似たものはあるとは言っても、伝説もろかぶりな構築は一切なく戦ってきました。それでも3桁に安定して入るようになったのは1つ自分に合ったパーティ作成の考え方を身に着けることができたのかなって思っています。その考え方の軸となっているのは「主観と客観(他者視点)」です。

対戦をする場合、自分のプランを何かしら用意して戦うと思います。それは当然対戦相手の方も用意しており、そのプランのぶつかり合い、またはどちらかがそれをいなす戦いになります。その中で基本的にサイクルを好む自分としては、勝てなかったときは初手にダイマを切って火力を押し付けてくる相手に対して1体失ってサイクルが回せなくなるといった負け方をよくしました。そこで例えば今度は珠サンダーのジェット抑制にラッキーのような分かりやすい対策のポケモンを入れると、ボルチェンなどで回されて受からなくなる展開が多くありました。当時の自分としては、相手が「相手のダイマを弱く使わせ、押し付けてくる火力をいなした後で、こちらが切り返すのが強い」という考えに囚われていて、ただいなすために相手の〇〇に明確に強いが、その〇〇とよくある並びに弱いポケモンをひたすら選択していました。つまり自分のパーティで重いポケモンへの対策をすることを考えていたものの、そのパーティでどのように勝つのかについての展開が明確に考えられていなかったです。ではそこで何を考えたかというと、先ほど書いた主観と客観でした。

自分視点〇〇がきついからそこに強い△△を入れるってすると、相手視点その攻め方で崩せる→崩しにくいに変わる可能性があります。そうすると相手は別の選出に切り替えるでしょう。そのために、「相手視点の〇〇で勝てる」という思考を崩さないようにメタをいれることを考えました。例えばそれが初手ダイマ展開を強引にストップするためのS28に使った光の壁・鬼火持ちの黒バドレックスであり、今回のサイクルの中での火力不足を解決するバトンドラパルトでした。

S28の記事はこちら

ここでお伝えしたいことは、「相手の視点に見えにくい解決策を入れよう」というわけではなく、自分の戦い方を抽象化し、言語化してみてほしいということです。軸はどのように動きたいのか、その軸はどのように動かれると苦手なのか(=よく崩される展開はどのようなものかを考えてみて、その軸の苦手な相手に補完をどのようにとるべきかを考えてみることが大切かと思います。抽象化することで自分の立ち回りをより明確にしたり、より適応するポケモンを見つけられたり、他にも穴がないかを考えるきっかけになりやすいと思っています(もちろん最終的にはサンダーが重い、ナットレイがきついとかになりますが)これを対戦を重ねる中で繰り返すことで、補完の妥当性やそもそもの軸は強いのか弱いのかを考えることができて、より仕上がったパーティ・立ち回りを作ることができると気づきました。

軸は初手に何を出しその初手で何をして裏へどうつなげるか、その初手出しを咎めてくるのはどのポケモンで、その場合どうやって戦うのか(似た動きができる別のポケモンを採用し同様の役割をこなしてもらうのか、またはBプランで戦うのか) これらを明確に言語化して他人に伝えられるでしょうか。もし仲の良い人がいたら是非話してみると良いと思います。自分では強いと思っていたことが、想定外に芳しくない返事の時もあるかもしれません。また構築を記事にするのもいいと思っています。半年前に初めて書いてみて、想像以上に大変だし、自分が思っていたよりも自分の構築への理解度が足りていないことに気づくと思います(3桁で終わることができていないならば特に)

これらの説明が丁寧にできるような状態であれば、きっと結果もついてくると思っています。もしついてきていなければ、軸の最大値の高さや環境への適応度を見直してみるべきかなと思っています。

僕は記載したことはやった反面、試合の反省を何かに記録したりはしていませんし(試合の合間に頭で考える程度にはしています) 試合中にダメージ計算することもありません。上に行くためには必要になる部分かもしれませんが、それがなくても達成できているのだということの証明のために書いております(もちろんやっていた方がより良いのは言うまでもないと思います)

 

 

長くなりましたが、以上で終わりたいと思います。3桁を目指す方へでは、書くに足りない実力であることは自身が最も理解したうえで、目指されている方たちの力に少しでもなれたらなと思い書いてみました。9月からの環境では上を目指すつもりはないよって方も、9世代で目標としたいと思っているのであれば、S33のパーティを今一度振り返ってみる機会があってもいいのかなって思っています。もちろんそのパーティの改良ができたとしても使う機会がないということは承知の上で、抽象化して言語化することで9世代の戦いのヒントが出てくるかもしれません。

僕の場合、9月からは秋にあるリアルの資格試験の勉強にいったんシフトして、時間の取れる範囲で8世代の対戦を楽しみ続けようとは思っています。8世代では「相手のダイマックスを弱く使わせたい」と考えて組み続けてきたので、9世代のテラスタルでは何をしたら自分の中で強い動きを確立できるのか試行錯誤できそうでワクワクしております。

 

ここまで読んでくださった方、本当にありがとうございます。

なにか質問などある方はいろぺこ (@pecopecotter21) | Twitterまで!

フルアタ小学生パ ~GARNET CROWにランドを添えて~【最終906位(1811)】

トレーナーカード

使用構築のトレーナーカード

はじめに
 こんにちは!いろぺこと申します。今回はシーズン31で最終3桁(906位)に何とか入ることができたので、自分の備忘録用に記事として残そうと思っております。
ただし今シーズンは私自身がこの構築で潜った試合数が少なく、個体調整等一切できておりません。そのため、本記事では構築作成の経緯や戦い方、重かったポケモン等については記載しますが、正確な個体値の紹介は行いません。(HBぶっぱ HAベース程度には書いておきます。) もし個体の調整等を目的にいらした方につきましてはご容赦ください。

 

構築コンセプトと背景

 皆さんはGARNET CROWというバンドをご存じでしょうか?2013年に解散するまで、名探偵コナンの主題歌などを中心に、多くの素晴らしい楽曲を生み出したバンドです(私は「夏の幻」が特に好きです。ぜひ聴いてみてください!)
このGARNET CROWは通称ガネクロと呼ばれることが多いです。ふとパーティを考えていた時に、(カイオー)ガ+ネクロ(ズマ)でこの通称と重なることに気づいてしまい、それならばと興じてしまったというのがきっかけとなる何とも浅はかなものでした。

またそのタイミングでYouTuberのくろこさんが、ランドロスゴツメスイクンの並びで戦っている動画を思い出しました。それならばスイクンカイオーガにすればどうかと考え、スカーフランドロスゴツメカイオーガ+珠ネクロズマで選出を考えました。

その中で数戦して珠ネクロズマは、龍舞を積めた時の爽快感はありましたが、積む展開に今回の基本選出では持ち込みにくいことネクロズマの魅力の一つである高耐久が損なわれしまうことを考え、ザシアンと組まれることが多い伝説である黒バド・イベル・オーガに対して強い一般枠であるチョッキバンギラス+HDナットレイを採用し、ここまでで重いナットレイや、バンギラスが出しにくい時に黒バドに強い珠アタッカーとして不意打ち持ちのエースバーンを入れました。珠を渡したネクロズマには、カイオーガで相手したくないダイナやゼクロムディアルガなどのドラゴン伝説や、単純なダイマの撃ち合いでこそこの高耐久が活かされると考えたので、撃ち合いを有利にしやすい弱点保険を持たせて構築を完成としました。

 

個体紹介

 前述の通り、努力値については耐久ライン等決める前に終わってしまったので簡易的に書いていきます。

 

ネクロズマ

特性:プリズムアーマー

持物:弱点保険

調整:HAベース

技 :メテオドライブ ロックブラスト 地震 りゅうのまい

プリズムアーマーを駆使した高耐久ポケモン。ダイスチルやダイアースを一度でも積めたらダイマの撃ち合いで負けないのが偉かったです。また対ムゲンダイナに対して、ザシオーガのように炎タイプの技を雨下で受ける展開を作ることで3タテする試合もありました。また今後のポケモン紹介で明らかになっていきますが、このポケモン以外でダイウォールは使いませんでした。記事タイトルの「フルアタ 小学生パ」もそこから来ています。

 

カイオーガ

特性:あめふらし

持物:ゴツゴツメット

調整:HB振り切り

技 :しおふき 熱湯 かみなり れいとうビーム

本構築のMVPです。相手視点カイオーガ本来の高火力に対する受けポケモンが殆どすべての試合で出てくるので、選出誘導をしてもらいつつ、その実、物理受けとしても役割をしっかり遂行してもらえたので、プランニングがしやすかったです。
また雨によって無振り状態ですが十分な火力を押し付けることもできました。ネクロズマを出さなければ、このポケモンダイマの撃ち合いをすることもあり、高耐久が光ることが多かったです。ダイウォールも欲しかったですが、どの技も打つ機会があったので抜けませんでした。また宗教上の理由から絶対零度は使いません。

 

ランドロス

特性:威嚇

持物:スカーフ

調整:AS振り切り

技 :地震 空を飛ぶ とんぼ返り いわなだれ

カイオーガとの相性が良いポケモンで、とんぼ返りによってサイクル戦を有利に展開することも可能にしてくれました。今シーズンは体感として、ハチマキのランドロスが一定数いたと思ってますが、オーガネクロが有利とはいえザシアンの下をとるので、上からタイプ一致で弱点をつけるのでスカーフで使いました。ダイウォールも欲しかったですが(2回目)、サンダーやテッカグヤに対して何もできなくなり得ると思うと、いわなだれも抜けませんでした。

 

バンギラス

特性:すなおこし

持物:とつげきチョッキ

調整:HADベース

技 :かみくだく ロックブラスト 地震 炎のパンチ

こちらの伝説が不利を取りやすい黒バドや特殊のイベルタルに対して強い枠。黒バド入りに対して、本当に重宝しました。また炎のパンチを入れておくと、重いナットレイに対して大きな削りを入れることができました(よく後投げされてましたし、ナットレイが相手にいるときには積極的に交換読みをしていました。)またすなおこしのおかげで、カイオーガの雨ターンの調整が行いやすくなり、カイオーガバンギラスのサイクルも強かったです。ダイウォールも欲しかったですが(3回目)、チョッキなので当然無理でした。

 

ナットレイ

特性:鉄のとげ

持物:食べ残し

調整:HDベース

技 :ジャイロボール タネマシンガン 宿り木の種 ステルスロック

カイオーガ受けとしての役割を果たしつつ、宿り木+ステロでサイクル戦を有利にしてくれる背中がたくましいやつでした。待望のダイウォール媒体が2つもあるポケモンでしたが、展開的にダイマする機会がそもそもありませんでした。

 

エースバーン

特性:リベロ

持物:命の珠

調整:AS振り切り

技 :火炎ボール とびはねる とび膝蹴り ふいうち

このポケモンの強さは言わずもがなですが、構築全体が鈍足寄りだったので、高速アタッカーとして採用しました。またこの環境では火力重視のいじっぱりのエースバーンが多いと思いますが、そのエースバーン抜きをしてくる調整も多いと思ったので、高速アタッカーの高速部分を重視して陽気最速で採用してます。当然(?)ダイウォール媒体のないフルアタです。

 

対戦していて、ランドロスや火力UPアイテムを持つカイオーガが重かったです。また物理受けのカイオーガが雨を降らせてしまうため、ウオノラゴンも重かったです。反対にナットレイも重たいポケモンでしたが、必ず選出されるレベルだったので、釣り交換もしやすかったので誘い出せたと思います。

 

終わりに

時間のない中、かつ発端はダジャレのようなものでしたがギリギリとはいえ最終3桁を達成できてよかったと思っています。また構築全体で21/24が攻撃技で2体しか変化技を持たないパーティで、ダイマで押し切られることも多かったです。そのような点からも、まだまだ完成度を高められると思ったので、900位台でしたが記事に備忘録として書くこととしました。
オーガネクロはオーガザシアンのように瞬間火力を求めることは難しいですが、ダイマックスを使えることと、それにより持ち前の耐久が活かせるので、サイクル構築としての使いやすさにおいては分があるように思いました。サイクル戦をしてみたい方はぜひ一度使ってみてください!

 

ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます!
長いと思っていた伝説2体環境も残り2シーズンですので、楽しんでいきましょう!!

【剣盾S28シングル使用構築】黒馬鳳凰サイクル【最終513位(1873)/849位(1840)】

はじめに

こんにちは。いろぺこと申します。今回はポケットモンスター剣盾S28にて、2つのロムで最終3桁を達成したので記念に構築記事書いてみようと思います。初めて執筆いたしますので、拙い部分もあると思いますがぜひご覧ください!(以下常体にて執筆)

f:id:pecopecochiku:20220401222840p:plain

使用構築サムネ用

 

構築経緯

自分自身がこれまでサイクル戦を好み、相手のダイマをいなし、後発でダイマして一掃していく展開が最も戦いやすいので、そのように戦えるように意識してパーティを組んでいった。その中で伝説2体環境である以上、相手の伝説初手ダイマ(や珠サンダー)+裏にザシアン@1のような選出に対し、相手のダイマをいなすのが難しくこちらの目指す後発のダイマの威力が出せないように感じた。そのため、初手に置いて相手の初手ダイマをいなしやすくできるかつ裏に残した際にスイープ役も担える鬼火+光の壁持ちの襷黒バドレックスから構築作成をスタートした。

また後発ダイマで一掃するに足る破壊力と再生力によるサイクルを可能とする命の珠ホウオウをエースとして採用した。

次にそのホウオウと相性補完に優れたナットレイを採用。

そこからはホウオウ+ナットレイとサイクルしやすいカプ・レヒレ、そのレヒレとの相性補完に優れ、ここまでできついホウオウやグラードンを相手するためにランドロスを採用。最後に技範囲次第で抑えきれないザシアンや重たい黒バド・ゼクロムあたりに対して強く出るためにスカーフメタモンを採用して構築が完成した。

 

 

個体紹介

 

黒バドレックス

特性:人馬一体

持物:気合の襷

数値:175ー95ー101(4)ー217(252)ー120ー222(252)

技 :アストラルビット おにび 光の壁 リーフストーム

構築の組み始め。基本的に初手において鬼火か壁を貼る。上述の初手ダイマは壁か鬼火によって威力を半減させることができ、そこから裏に引くことでダイマをいなし、ホウオウの後発ダイマに展開できた。ディアルガカイオーガ・珠サンダーあたりを面白いようにいなすことができた。また相手のスカーフ判定ができたり、HP1あれば仕事ができる等黒子役を担ってくれた。鬼火をほとんど外さなかったので偉かった。構築的に重めなグラードンやゲロゲに打てるリフストを入れたが、挑発にしてステロ展開を阻害すべきだったかもしれない。

 

ホウオウ

特性:再生力

持物:命の珠

数値:205(188)ー200(252)ー110ー117ー174ー119(68)

技 :聖炎 ブレイブバード 地震 再生力

構築のエースかつ命の珠持ちながらサイクルパーツにもなれる構築のMVP。ほとんどの試合で選出して、ほぼすべてダイマした。構築経緯としても後発でダイマして荒らすことをコンセプトとしたので、再生力を活かしながらHP管理を徹底した。努力値調整については、前期の構築記事から流用した。素早さがもう少しだけほしい場面もあったが、火力は最大限にしたかったし、ミリ耐えも多かったので、変えずに戦った。ステロが痛い。

 

ナットレイ

 

特性:鉄のトゲ

持物:オボンの実

数値:181(252)ー114ー163(92)ー74ー172(164)22(S0個体)

技 :ジャイロ はたきおとす 宿り木の種 ステロ

ホウオウと相性の良いサイクルパーツ①。珠カイオーガに対しても壁があれば安心して展開できるのが魅力的だった。無難に優秀な仕事をしてくれた。

 

カプ・レヒレ

特性:ミストメイカ

持物:食べ残し

数値:177(252)ー85176(196)ー115ー150ー113(60)

技 :ムーンフォース 挑発 自然のいかり うずしお

ホウオウナットと相性が良く受け崩しもできる挑発+いかり型で採用したサイクルパーツ②。素早さは4振りランドまで抜ける調整で使用し、初手でステロ展開されるのを阻害することを目指したが、それならもっと伸ばしたかったし、かといって耐久も削れないのでバドに挑発を入れた方が安定したと思う。バドが鬼火当ててくれる分をこの子がいかりとうずしおを外すことで調節してた() いかりは誇張抜きで6割しか当たらなくて天を仰いだ。

 

ランドロス

特性:威嚇

持物:フィラ

数値:195(244)ー166(4)ー152(228)112101ー115(28)

技 :地震 岩封 ビルド 身代わり

改善枠だったサイクルパーツ③。レヒレとの相性や重いホウオウ ゼクロム ザシアンあたりのために入れたが、選出段階での威嚇役が役割の7割だった。もっと信頼して出したかった。おそらくこいつよりも、メタモンでコピーしたランドロスのほうが多く盤面にいた気がする。

 

メタモン

特性:かわりもの

持物:こだわりスカーフ

数値:155(252)以下割愛

技 :変身

ザシアンやゼクロム対策で入れたポケモンだったが、初手ダイマしてくるサンダーなどに壁を貼った後で後投げしたら、3体きれいに残してダイマを枯らすこともできた。こちらは積み技が殆どない構築なので、相手の積みをパクるのは罪ではあるが合法的で有効な対策であった。

 

 

基本選出

黒バド+ホウオウ@1

上記が7割程度だった。しかしイベルがいるときなど、黒バドの通りが悪いときはホウオウ@2(レヒレ・ナット・メタモン)の選出をした。これが2割程度で、残りは対受けパーティやヒトム入りに対して、黒バド+レヒレ@1の選出を行った。基本的に全ポケモンのタイプ相性が良いので、柔軟に相手のパーティを見て選出はしやすかった。

 

f:id:pecopecochiku:20220402002301p:plain

 

感想

伝説2体環境ではサイクルが難しいのは正直なところだったが、それを最低限でもやれるように構築を組み結果的にそれが自分自身の最高の結果となったのは非常に嬉しかった。しかしイベルタルの物理特殊を読まないといけない点など、読みを決めなければならない構築となったことはまだまだだと思わされた。

剣盾環境もどんどん残りわずかとなってきている中ではあるので、頑張って1900を超える結果を残し、ゆくゆくは2000を抑えられるようにしたい。ポケモンを大好きと思わせてくれた剣盾に対する感謝の気持ちと、ここまで読んでいただいた皆さんに感謝の気持ちを記し、人生初の記事(なんなら初ブログ)を終えさせていただく。

質問ある方はいろぺこ (@pecopecotter21) | Twitterまで!

 

(初めて記事を書いた感想ですが、記事書くのってめっちゃ時間かかりますね…。結果出たそばから分かりやすい記事出す人たち死闘の後なのにすごすぎます…。)