使用構築のトレーナーカード
ただし今シーズンは私自身がこの構築で潜った試合数が少なく、個体調整等一切できておりません。そのため、本記事では構築作成の経緯や戦い方、重かったポケモン等については記載しますが、正確な個体値の紹介は行いません。(HBぶっぱ HAベース程度には書いておきます。) もし個体の調整等を目的にいらした方につきましてはご容赦ください。
構築コンセプトと背景
皆さんはGARNET CROWというバンドをご存じでしょうか?2013年に解散するまで、名探偵コナンの主題歌などを中心に、多くの素晴らしい楽曲を生み出したバンドです(私は「夏の幻」が特に好きです。ぜひ聴いてみてください!)
このGARNET CROWは通称ガネクロと呼ばれることが多いです。ふとパーティを考えていた時に、(カイオー)ガ+ネクロ(ズマ)でこの通称と重なることに気づいてしまい、それならばと興じてしまったというのがきっかけとなる何とも浅はかなものでした。
またそのタイミングでYouTuberのくろこさんが、ランドロス+ゴツメスイクンの並びで戦っている動画を思い出しました。それならばスイクンをカイオーガにすればどうかと考え、スカーフランドロス+ゴツメカイオーガ+珠ネクロズマで選出を考えました。
その中で数戦して珠ネクロズマは、龍舞を積めた時の爽快感はありましたが、積む展開に今回の基本選出では持ち込みにくいこと、ネクロズマの魅力の一つである高耐久が損なわれしまうことを考え、ザシアンと組まれることが多い伝説である黒バド・イベル・オーガに対して強い一般枠であるチョッキバンギラス+HDナットレイを採用し、ここまでで重いナットレイや、バンギラスが出しにくい時に黒バドに強い珠アタッカーとして不意打ち持ちのエースバーンを入れました。珠を渡したネクロズマには、カイオーガで相手したくないダイナやゼクロム、ディアルガなどのドラゴン伝説や、単純なダイマの撃ち合いでこそこの高耐久が活かされると考えたので、撃ち合いを有利にしやすい弱点保険を持たせて構築を完成としました。
個体紹介
前述の通り、努力値については耐久ライン等決める前に終わってしまったので簡易的に書いていきます。
特性:プリズムアーマー
持物:弱点保険
調整:HAベース
プリズムアーマーを駆使した高耐久ポケモン。ダイスチルやダイアースを一度でも積めたらダイマの撃ち合いで負けないのが偉かったです。また対ムゲンダイナに対して、ザシオーガのように炎タイプの技を雨下で受ける展開を作ることで3タテする試合もありました。また今後のポケモン紹介で明らかになっていきますが、このポケモン以外でダイウォールは使いませんでした。記事タイトルの「フルアタ 小学生パ」もそこから来ています。
特性:あめふらし
持物:ゴツゴツメット
調整:HB振り切り
技 :しおふき 熱湯 かみなり れいとうビーム
本構築のMVPです。相手視点カイオーガ本来の高火力に対する受けポケモンが殆どすべての試合で出てくるので、選出誘導をしてもらいつつ、その実、物理受けとしても役割をしっかり遂行してもらえたので、プランニングがしやすかったです。
また雨によって無振り状態ですが十分な火力を押し付けることもできました。ネクロズマを出さなければ、このポケモンがダイマの撃ち合いをすることもあり、高耐久が光ることが多かったです。ダイウォールも欲しかったですが、どの技も打つ機会があったので抜けませんでした。また宗教上の理由から絶対零度は使いません。
特性:威嚇
持物:スカーフ
調整:AS振り切り
カイオーガとの相性が良いポケモンで、とんぼ返りによってサイクル戦を有利に展開することも可能にしてくれました。今シーズンは体感として、ハチマキのランドロスが一定数いたと思ってますが、オーガネクロが有利とはいえザシアンの下をとるので、上からタイプ一致で弱点をつけるのでスカーフで使いました。ダイウォールも欲しかったですが(2回目)、サンダーやテッカグヤに対して何もできなくなり得ると思うと、いわなだれも抜けませんでした。
特性:すなおこし
持物:とつげきチョッキ
調整:HADベース
こちらの伝説が不利を取りやすい黒バドや特殊のイベルタルに対して強い枠。黒バド入りに対して、本当に重宝しました。また炎のパンチを入れておくと、重いナットレイに対して大きな削りを入れることができました(よく後投げされてましたし、ナットレイが相手にいるときには積極的に交換読みをしていました。)またすなおこしのおかげで、カイオーガの雨ターンの調整が行いやすくなり、カイオーガとバンギラスのサイクルも強かったです。ダイウォールも欲しかったですが(3回目)、チョッキなので当然無理でした。
特性:鉄のとげ
持物:食べ残し
調整:HDベース
技 :ジャイロボール タネマシンガン 宿り木の種 ステルスロック
カイオーガ受けとしての役割を果たしつつ、宿り木+ステロでサイクル戦を有利にしてくれる背中がたくましいやつでした。待望のダイウォール媒体が2つもあるポケモンでしたが、展開的にダイマする機会がそもそもありませんでした。
エースバーン
特性:リベロ
持物:命の珠
調整:AS振り切り
技 :火炎ボール とびはねる とび膝蹴り ふいうち
このポケモンの強さは言わずもがなですが、構築全体が鈍足寄りだったので、高速アタッカーとして採用しました。またこの環境では火力重視のいじっぱりのエースバーンが多いと思いますが、そのエースバーン抜きをしてくる調整も多いと思ったので、高速アタッカーの高速部分を重視して陽気最速で採用してます。当然(?)ダイウォール媒体のないフルアタです。
対戦していて、ランドロスや火力UPアイテムを持つカイオーガが重かったです。また物理受けのカイオーガが雨を降らせてしまうため、ウオノラゴンも重かったです。反対にナットレイも重たいポケモンでしたが、必ず選出されるレベルだったので、釣り交換もしやすかったので誘い出せたと思います。
終わりに
時間のない中、かつ発端はダジャレのようなものでしたがギリギリとはいえ最終3桁を達成できてよかったと思っています。また構築全体で21/24が攻撃技で2体しか変化技を持たないパーティで、ダイマで押し切られることも多かったです。そのような点からも、まだまだ完成度を高められると思ったので、900位台でしたが記事に備忘録として書くこととしました。
オーガネクロはオーガザシアンのように瞬間火力を求めることは難しいですが、ダイマックスを使えることと、それにより持ち前の耐久が活かせるので、サイクル構築としての使いやすさにおいては分があるように思いました。サイクル戦をしてみたい方はぜひ一度使ってみてください!
ここまでお読みいただき、本当にありがとうございます!
長いと思っていた伝説2体環境も残り2シーズンですので、楽しんでいきましょう!!